2016/04/20

2016年4月20日 - 中央

石巻市中央一丁目のメーン道路「市役所通り」(かつては「坂下通り」)が雰囲気を変えている。道路拡幅工事が進み、新しい街並みが出来上がるのも近くなった。平成22年に市役所が駅前に移転してから、人の往来が減った。
そこに東日本大震災。5年間で区画整理事業として新しい街区の形成に力を注いできた結果が、間もなくベールを脱ぎ、明るい景観の街並みに生まれ変わりそうだ。

メーン通りと裏側の道路を歩きながら、廃業した医院や旅館、店などが多いことにも気づいた。

更地になっているところが今後どう変わるのか、変わらないのか。震災前の「家が立て込んでいる」という雰囲気は、はっきり言って消えた。一帯は昭和40年代初めごろまで盛んだった「金華山講」に訪れる団体旅行客を泊めた旅館が集中していた。その何軒かはもうなくなっていた。

もっと昔の藩政時代には伊達の殿様が牡鹿半島で狩りをするときに、宿泊(「日の出」付近に仮御殿があった)した地域ということで名付けられた「御殿横丁」や「御殿わき通り」、あるいは「本町小路」という通り名が、散策して思い出された。

幼いころ、後町(門脇町-西光寺周辺)の親戚の家に父と一緒に訪ねた帰り、本町小路の「ちゃきん屋さん=だんご処畑中」によく寄ったものだ。この通りには、独身時代に行きつけのスナックもあった。小路の南と北の入り口付近にあった事業所や旅館などを含めて半分は更地になっていた。

市役所通りと並行する東側の本町通りには、大震災前に市役所分庁舎(昭和50年代まで石巻郵便局)や内科クリニック(昭和50年代まで石巻電報電話局)などがあったが、分庁舎は復興公営住宅に建て替えられ、旧電報電話局側は民間が開発した「リバーサイトMOTOMACHI」(建設中)という復興住宅ビルに変わりつつあった。


市役所通りでは道路拡幅工事が進む。近いうちに新しい景観の街並みに



本町通りには、復興住宅のビルが向かい合わせに



御殿横丁。まっすぐ行くと広小路。左角には「日の出」があった



本町小路は右に「守平商店」、左側に木工所があり、道路の突き当りが「中村旅館」。途中にスナックや「だんごや」さんも



広小路の歩道にはチューリップが咲く


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