2016/05/20

2016年5月20日 - 石巻市 牧山

石巻市の「牧山」(標高250m)は頂上(零羊﨑神社付近)まで車で行けるが、ハイキングにもいい。御所入から頂上を経由して大門崎まで下るコース以外に、途中から林の中を抜けて大門崎へ向かうこともできる。行ったことはないが、稲井地区から頂上を目指すコースもある。緩やかな勾配で歩きやすいほかに、多彩な植物が魅力。そんなことで、石巻市は1977(昭和52)年に山の中腹に「市民の森」をオープン。今回の「被災地湊地区散策」の延長として、牧山市民の森に立ち寄ってみた。

市民の森は、広さがざっと61ha。2つの駐車場がある。まず「エントランス広場」の第1駐車場へ。そこには「市章」をかたどった植栽が施されていた。周囲は新緑というよりは深緑に覆われていた。案内板によれば、そこから「ささんかの道」あるいは「あじさいの道」に通じるとあるが、「アジサイが咲く6月下旬に来てみよう」と、車で次の駐車場に向かった。

第2駐車場からは「冒険広場」に向け、歩いた。約15分間、散策路は空気がうまかった。木漏れ日が優しく木々を照らし新緑がより美しく見えた。大震災後しばらく休園中だった市民の森は2年前、アスレチック設備をリニューアルして再開した。今回行ったら過去に見たこともない遊具がそろっていた。

いずれも子どもたちが喜びそうな遊具だったが、気になったのは高さ14mという展望台。実は登ってみて少々がっかり。天気がいいのに視界が悪い。樹木の背丈が伸びすぎ、展望視野を狭めていた。大門崎の石碑「日本百景石巻風景」付近の場所からも樹木が視界を妨げていたが、それと同じ。残念だった。

牧山を下り国道398号線に出たら、山際の方に中層ビル型の災害復興住宅が2棟建っていた。そこは、旧石巻赤十字病院があった場所。隣には民間の介護老人保健施設もあり、既存の施設では県営住宅も建つ。湊地区ではいち早く復興復旧が目に見える場所となっていた。

ちなみに、石巻市の災害公営住宅建設計画は4,000戸。市街地で多い順にみると蛇田地区が1000戸、中心部610戸、釡・大街道500戸、渡波地区490戸、そして湊地区450戸となっている。



新緑でしょうか、深緑と呼べばいいのでしょうか。やがて「万緑」の季節に。市民の森の「エントランス広場」。左奥に「市章」の植栽も。



木漏れ日の林。木々が美しい。



新しい遊具がいっぱい。子どもたちに喜ばれそうだ。



高さ14メートルの展望台。




展望台から市街地を望むが、少々がっかり。樹木が伸びすぎ、視界を遮っていた。



かつて石巻赤十字病院があった場所に災害公営住宅が建つ。




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