2016/06/11

2016年6月11日 - 石巻市 中央

石巻市の「仲町」は、中心市街地の中でも北上川に近い場所だけに交流の拠点でもあった。昭和40年代まで周辺の旅館は、金華山参拝団の宿泊地としてにぎわったし、河岸に面したかつての千葉甚や福島屋は夏の川開き祭りでは、数カ月前の予約でないと泊まれなかった。有名人の宿泊も多く、石巻で数回演奏の指揮を執った小澤征爾は福島屋がお気に入りだったという話も聞いた。

 大震災で被災した商店等の建物が撤去され、更地が広がった地域だが、市と関係団体が練り上げてきた石巻市中心市街地活性化基本計画(今年3月15日に変更認定)では、目指す「まちの姿」を「彩り豊かに食と歴史が薫る川辺のまち」として、整備しようとしている。仲町界隈と中瀬は「川沿いの拠点」として、生鮮マーケットや観光交流施設、交通広場などを設ける「かわまち交流拠点整備」の計画を描いている。それに欠かせない新西・新東内海橋の建設を急いでいる。

 橋通りと交差する角に旧四倉薬局があったが、今は更地。その周辺の敷地も含めた1760㎡を所得した石巻商工会議所は今年秋、新会議所会館建設に踏み切ることになった。鉄骨3階建て延べ1790㎡の会館にはテナントも入るという。現在の会議所(立町1丁目)は昭和8年の市街図では「七十七銀行石巻支店」になっていた場所。

自身が記者駆け出しのころ、床が板張りの旧銀行を活用した会議所に取材に出掛け、その中で「ミス川開きコンテスト審査」も行われた。現在の建物は同45年に建設され、築45年たつという。


「かわまち交流拠点整備事業」で生鮮マーケットや観光交流施設等が経過宇されている地域



石巻商工会議所が建設される敷地



東日本大震災直後の橋通りと仲町の交差付近



中心市街地活性化基本計額の一部「川沿い拠点」という字句の左側にある建物マークに生鮮マーケットなどが計画されている




市制施行直後の昭和8年の石巻市市街図(一部)


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